薬学生の保健室(仮)

薬剤師だけど院に進学したから現場には出たことない。そんな俺が語るのさ。

夏休みにおススメの勉強(薬理中心)

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こんばんは、マツケンです。

 

もう中学生とかは夏休みだそうです。院生には夏休みがないので、お盆休みまで頑張ります!うーん、薬学部出身だから抵抗はあまりないけど(笑

 

薬学の夏休みは定期試験が多いせいか、ほかの学部の人より短いですよね。大学と学年によっては1ヶ月とか余裕で無い方も多いんじゃないでしょうか?

 

とはいえ、低学年の内はそれなりに休みを頂けるはずなので、その際におススメの勉強法の薬理編を紹介したいと思います!

 

あなたが2回生までなら薬の名前は薬理学でしか登場しないかもしれませんが(出ても薬治くらいでしょうか?)、3回、4回と進んでいくと薬物動態や実務系、法規においても具体的な医薬品の名前が出てきます。

 

その際に、薬の名前を聞いた時点で反射的にピンッ!と何の薬かわからないと、意外と覚えられなくて苦労します。

 

イソニアジドってなんだっけ?ってなると動態とかでも、本来学ぶはずの動態の内容に加えて薬理もチラチラカンニングしないといけないので効率が悪くなります。

 

それにまぁ、「薬学部」ですからね・・・薬勉強しましょうよ(笑

 

だから物理や有機化学の方が苦手な人は多いと思いますが、薬理、夏休み中1回もノータッチで忘れちゃった(∀`*ゞ)テヘッ は流石にゲンコツものです!

 

得手不得手は人によって異なると思うので、しっかりめに薬理をやった方がいい人もいれば、軽く30分くらい毎日さらっとやればもう充分すぎるみたいな人もいるでしょう。

 

ですが、薬理の範囲によっては時間をかけてゆっくり取り組むべきものと、時間をいっぱい取るより毎日少しづつでも見続けて長期記憶に落とし込む方がいい範囲があります。

 

その特徴を含めて勉強法をご紹介したいと思います。

 

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【時間をかけてみると良さげなもの】

1⃣ 抗菌薬・抗ウィルス薬・抗真菌薬

2⃣ 抗がん剤

3⃣ 内分泌系

 

この3種は苦手な人の多い分野だと思います。個人的に抗がん剤は名前がすごく覚えにくかった気がします(抗菌薬は割とステムで対応できるので)。

 

5-FUのプロドラックなんかホント嫌(笑

 

カペシタビンのどこに5-FU要素があるんだよっ!(# ゚Д゚) 

ドキシフルリジンなら『フル』あるからまだ判りやすいのに・・・

 

脱線しました。。

 

まず1⃣について・・・

 

抗菌薬は点が取れれば楽な範囲ですし、相互作用にも登場しやすいので一石二鳥感があります。コスパがいいです。

 

さらに結核の治療薬なんかは本当によく出ます。薬理よりも動態で出るくらいの感覚です。出まくります。DOTS戦略サイコーですねッ★

 

インフルエンザの治療薬も実務を含めよく出ますので、この辺もやっておきましょう。

 

薬理学の教科書の最後の方なのでスルーされがちですが、早い段階である程度出来るようにしておけば国試勉強の際にすごい楽です。範囲も広いので、早め早めに攻略しましょう!!

 

次に2⃣抗がん剤ですが、まずは分子標的以外の基本的な代謝拮抗薬やアルキル化薬の名前と機序を覚えましょう。

 

悲しいかな分子標的治療薬は詳細の機序より、単語のごとく標的分子と医薬品とのリンクを暗記しまくるのがテスト対策としては現実なので、さらにはドンドン新しいものが追加されていくので早めにやっても忘れちゃいますよ(苦笑

 

それならその前段階の内容である、シグナル伝達を低学年の内は復習する方がいいでしょうね。分子標的薬ではあまり出ませんが、Gタンパクも基本な上に混乱しやすいので復習すれば尚良しですよ!

 

ピリミジン代謝拮抗薬とかプリン代謝拮抗薬なんか僕は大嫌いでした、ゴチャるから(笑

 

塩基のde novo経路もややこしいですが、この際に併せて復習しましょう。

 

4回生より上の方は、抗がん剤そのものに加えて、副作用に対処するための薬剤やレボホリナートみたいな抗がん剤の効果を上げるものなど、抗がん剤に『関連する』薬物も覚えると実務でも生きるし、薬理マスターに一歩近づきますよ!

 

これについては薬理を一通り終えている高学年の方のほうがスムーズに出来ると思います(逆に低学年で勇んでやってしまうと辛いかもしれません)。

 

最後に3⃣の内分泌です

 

もう生物でもウザいホルモン関係です。もはや僕自身も忘れていますが・・・

 

まずは英語表記(Gn-RHやFSHなど)と日本語をリンクできるようにしましょう。これは九九的訓練が必要かもしれません。ホント忘れやすいですね、ここは。

 

これさえ終われば後は、医薬品を覚えるだけなので。だからまぁ、薬理というよりは生物の範囲を特にしっかりと復習しましょうね。

 

性ホルモンも激烈にややこしいので、一度腰を据えて時間をかけるべきでしょう。

 

その昔、同級生の女の子に性ホルモン関連薬を教える機会があり、その生真面目さ故に男性にも関わらずナプキンの会社のHPを熟読し、妙に詳しい内容まで教えてドン引きされたのは黒歴史です・・・排卵日は。。いや何でもないです。死ねばいいんだ(笑

 

冗談はさておき、教科書より意外とわかりやすく書かれているので、自室でばれないように男性諸君は見てみるといいでしょう。女性を理解するのは大人への第一歩です。

 

理解したはずなのに、彼女のできたことがないままアラサーになった僕はレアケースですからね!!

 

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【九九的な繰り返しが有効なもの】

 

1⃣ 自律神経系

2⃣ モルヒネオキシコドンなど鎮痛薬系

3⃣ 糖尿病関連薬

 

これは説明いらない気がしますが、1⃣と2⃣なんか誰しもゴチャるでしょ。

 

その昔、大学の同期の薬理マスターに1⃣に関してはまずα・β非選択遮断(アモスラロールやラベタロール)をまず力業で覚えるといいと言われて、言うとおりに覚えた思い出があります。

 

おススメですの方法です!非選択的遮断薬が結局一番覚えずらいんでしょうねー。だから最初に力業で真っ先に体力のあるうちに攻略しようということなのかな?

 

あとは動物の名前がれば・・・とかそんなゴロで覚えてしまいましょう。

 

しかしトラセミドは虎なのになぁ。。肉食と草食で分類しないといけないとは(笑

 

2⃣は構造の違いなんかも意識しながらやるといいでしょう。機序自体は(モルヒネはすごく大事ですが)いちいち別個に覚えるようなものではないので、スピード感をもってそれぞれの『差』を覚えられるように頑張りましょう!

 

3⃣の糖尿病関連薬は、重要な割に分量がそこまで多くなく、個人的には苦労せず理解しやすかったように思います。

 

大学時代の友人たちも、糖尿病はテスト前などにサクッと復習しやすいとよく言っていてので、まぁそういうことなんでしょうね(笑

 

あと、摂南大学に通う友人に紹介された ↓ の本が良かったです。なにより値段が程々で手を出しやすいです。実習にも持っていきやすい(青本とかを持っていくと『受験勉強しにきたの!?』とか言われて怒る指導薬剤師もいるようです)のでとりあえず買っとけば?と思います。

 

糖尿病治療ガイド 2016ー2017

糖尿病治療ガイド 2016ー2017

 

 

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最後におススメの参考書を紹介します。

 

でもなぁ、、薬がみえるが出揃った(4巻はまだだけど)から1強なんだよな。。

 

お金があるなら、このシリーズ一択だと思います。

 

 

低学年の方でお金が苦しい、とか国試受けるまでに改定されそうだから勿体ないと思う方にはコチラがおススメ。1冊でとりあえず網羅されているので、勉強しやすいです。

 

やさしい薬理のメカニズム 第3版: 薬のはたらきを知る

やさしい薬理のメカニズム 第3版: 薬のはたらきを知る

 

 

もう薬理大嫌い!死ね!!みたいな方には以下の2冊を。。

 

 

イラストでまなぶ薬理学 第3版

イラストでまなぶ薬理学 第3版

 

 実は第2版の時のチープな絵柄の方が好きだったのに・・・

この薬理学以外の『イラストでまなぶ』シリーズもおススメです。本来は、看護の学生向けみたいですが、それ故に基本的な範囲から書いてくれているので本当にわかりやすいです。

何気に造影剤など、あんまり勉強する機会のない範囲もバッチリ載っていて侮れない本です!

 

 

初めの一歩は絵で学ぶ 薬理学

初めの一歩は絵で学ぶ 薬理学

 

 もう最高に簡単な本です。

だから薬学生としては全然内容は足りません。だけど意外にも、多くある『はじめての薬理学』的な本は、薬理学が嫌いな人には重いものばかりです。

この本は本当に簡単です、絶対理解できます。そこがこの本の最大のウリですが、早い段階で次のステップには進みたいものですが。。

 

 

 

以上、夏休みの薬理学勉強法でした。最後に、夏休みはしっかり遊びましょう!大学時代は楽しいらしいです。

 

僕は4回生まで飲み会に行ったことのないような糞陰キャなのでわかりませんが(笑

 

勉強だけしてツマラナイ夏にならないように、海やプールに行き彼氏と花火デートしつつ決まった日には切り替えてガッツリ勉強しましょうね!

 

それではまた。。

 

 

 

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